今回からCADについて記事にしていこうと思います。
私自身、建築業界に転職してから、色々なCADのソフトを取り扱っていました。
最近ではBIMや3Dでの図面作成やモデリング形成が主流になりつつあります。
ハイエンドなCADを取り扱う場合、設備投資が必ず必要になってきます。
ソフト代も掛かりますし、そのソフトを動かすPC自体のスペックも要求されます(レンタリングやモデリングなどで)
その中でも、国内のCAD業界のシェアを占めているソフトに「JWCAD(JWW)」というものがあります。
2次元ソフトになりますが、ソフト自体も無料で、住宅関係から複合施設の図面、機械設計の図面まで幅広く汎用することができます。
ハイエンドのソフトは、高額なため導入するには二の足を踏みますし、教えてくれる人や環境も少ないです。
そういった理由もあり、JWCAD(JWW)は現在も幅広く使われています。
ソフトは無料でダウンロードできるけど設定や使い方はどうしたらいいのか?
そんな方のために解説していきます。
JWCAD(JWW)のセットアップとインストール
JWCAD(JWW)はフリーソフトです。
ダウンロードを終えてから、セットアップの方法から解説していきます。
ダウンロードしたファイルを開くと、セットアップ画面が開きます。
インストールの進め方としてはまず「次へ(N)」をクリック
↓
「使用許諾契約に同意します」に切り替え、「次へ(N)」をクリック
↓
インストール先のフォルダを指定し「次へ(N)」をクリック
↓
インストールする準備ができているので、「インストール(I)」こコマンドをクリック
この画面がでればインストール完了。
ここまでは簡単ですね。
次は背景色の設定方法などです。
JWCAD(JWW)の背景色の設定
こちらはJWCAD(JWW)を起動した画面です。
左右のコマンドに挟まれ、白い背面に「線」を書いてみました。
私の場合は、白い背面だと「目」が疲れるので黒に変更します。
「設定」コマンドから「基本設定」コマンドを選びクリック
すると。このような画面に切り替わります。
この「一般(1)」「一般(2)」「色・画面」「線種」「文字」タブの切り替えで、細かく設定を変更することがあります。
「AUTO」や「KEY]などは上級者向けの設定になります。
画面などを変更したい場合は、もちろん「色・画面」タブをクリック
この画面に切り替わり、それぞれの「線」の色や線幅を作成時とプリンタ出力時で切り替えできたり、「背景色」の変更ができたりします。
色の設定は「RGB値」で入力する必要があります。
*「RGB値」とは、赤・緑・青の各色を0~255の値で指定し、その組み合わせで色の表現が決まります。
慣れないうちは、インターネットで「RGB値」の色の数値を調べたり、入力する度に作図画面を切り替えて確認した方がいいかもしれません。
初期の状態では、背景色は赤・緑・青ともに「255」の数値になっています。
これを全て「0」に打ちかえることで、画面を黒く変更できます。
必ず「OK」ボタンをクリックしましよう。
これを忘れると、せっかく変えた設定が反映されません。
背景色を黒く変更できました。
補足ですが、「線色2」が初期の設定の場合「黒」の色なので、背景色を黒くする時は「線色2」を「白色」に変更させる必要があります。
「線色2」の赤・緑・青をすべて「255」に変更してください。
これですべて解決です。
次回から、設定や操作の仕方を記事にしていきます。