今回は、JWCAD(JWW)で自動的に日付入力を行う方法を紹介します。
作図の最終的な記録日として、日付を記録するのはよくあること。
ファイルとしては「更新日時」などで最終日付を追いかけれますが、PDF化してしまうと作図内容が固定されてしまいます。
作図画面においても「印刷」した時に、自動的に「日付」が入力される方法を今回は解説します。
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目次
JWCAD(JWW)で自動的に日付入力を行うには「埋め込み文字」の設定から
JWCAD(JWW)で自動的に日付入力を行うには、まず設定項目を変更する必要があります。
「基本設定」の「プリンタ出力時の埋め込み文字(ファイル名・出力日時)を画面にも変換出力する」の項目にチェックを入れることで。埋め込み文字が変換される設定になります。
日付の自動入力も、この埋め込み文字の方法を使用します。
設定はこれで完了です。
「基本設定」の項目には便利になる変更内容が隠れています。
JWCAD(JWW)で自動的に日付入力を行う 埋め込み文字の種類
「基本設定」の「プリンタ出力時の埋め込み文字(ファイル名・出力日時)を画面にも変換出力する」にチェックを入れれば、後は文字を入力するだけです。
入力する文字のパターンをまとめてみました。
下記はその一覧になります。
$j | 西暦 日付入力 |
$J | 和暦 「令和」 日付が入力 |
西暦の下2ケタ | $y |
月 | $m |
日 | $d |
時間(24時間表示) | $h |
時間(12時間表示) | $H |
分 | $m |
秒 | $s |
「前」午前のゼン
「後」午後の後 | $N |
AM/PMの表示 | $n |
「月」の英語表記(頭文字3文字) | =ma |
「月」 | =m |
「曜日」の英語表記(頭文字3文字) | =wa |
日にち | =d |
尺度 | %SS |
作図時間 | %T |
よく使う「埋め込み文字」をになります。
組み合わせることもできるので非常に便利です。
日付を自動入力させるには、上記の「$m」「$d」と入力すれば反映されます。
JWCAD(JWW)で自動的に日付入力を行う方法 まとめ
今回は、JWCAD(JWW)で自動的に日付入力を行う方法を解説しています。
基本は「埋め込み文字」の設定を行う方法なので、文字の入力方法のテクニックの一つになります。
日付以外にも自動入力できる埋め込み文字があるので、まとめて覚える方がいいかもしれません。