今回は、JWCAD(JWW)の表示順序ルールと変更する方法について解説します。
JWCAD(JWW)で作図した場合、線や着色が重なり合った時に上手く作図内容が反映されない時があります、
JWCAD(JWW)では、重なり合う場面では作図・編集した順序で表現されます。
特にソリッド入力などで着色をする場合、このルールを理解していないと、重なりあう作図の場合、うまく色が反映されない場合があります。
「縮尺」や「着色」なども同様のルールが展開されているので、覚えていくと作業効率はアップします。
JWCAD(JWW)表示順序のルールは変更することができるので合わせて紹介します。
JWCAD(JWW)の表示順序のルールは「作図・編集した順番」
JWCAD(JWW)の表示順序のルールは、作図・編集した順番に表示されます。
上の画像は同じ図形にソリッド入力を行った場合です。
同じソリッドの入力の色でも、着色する順序が違えば色が隠れてしまいます。
これがJWCAD(JWW)の表示順序の基本的なルールになります。
表示順序のルールが分かれば、各レイヤー・レイヤグループにロックをかけ編集できない方法もあります⇓
JWCAD(JWW)の表示順序の変更方法
次に紹介するのは、JWCAD(JWW)で表示順序のルールを変更する方法です。
今までと同様に設定画面で変更することが可能です。
「設定」⇨「基本設定」⇨「一般(1)」の設定画面で「逆順描画」にチェックを入れれば表示順序を入れ替えることができます。
着色の作図の順番もルール付けするなども対策の一つとも言えます。
JWCAD(JWW)の表示順序のルールや変更する方法 まとめ
今回は、JWCAD(JWW)の表示順序のルールや変更する方法について紹介しました。
表示順序の設定方法は、ソリッド入力を多用する時は必ず知っておいた方がいい方法です。
ソリッドを上手に使いこなせば、表現パターンを多種多様になるので合わせて覚えたいポイントの一つともいえます。