今回は、JWCAD(JWW)でブロック図の作成・ブロック化を行う方法を紹介します。
JWCADで作図作業を進めていく場合、同じ図形を繰り返し使用したり、誤って消したくない図形を消してしまい、余計に時間を取られることがしばしばあります。
その場合、ブロック化を行うことで、繰り返し作図を行う作業を単純化したり、編集作業も効率よく行うことができます。
解除の方法もあるので合わせて紹介します。
JWCAD(JWW)でブロック図の作成・ブロック化を行う方法
まずはブロック化を行いたい図形を用意します。
一から作図しても構いませんし、他のデータからの引用でも構いません。
今回は、初めからJWCAD(JWW)で図形登録されている「車」の図形を、ブロック図形・ブロック化してみたいと思います。
ブロック化したい範囲をカーソルで選択し、ツールバーの左側にある「BL化」のボタンを押します。
ブロック名は、自分が記録しやすい名前にしておきます。
「OK」ボタンをクリックすれば、「ブロック化」は完了です。
試しに、「移動」や「複写」を行ってみましょう・
「ブロック化」をしていない場合は、「線」を囲う形で範囲選択が必要でしたが、「ブロック化」を行った後は図形の一部を範囲選択することで、選択が可能になります。
もちろん削除する場合も、どこか一部の範囲を選ぶだけで削除ができるようになります。
レイヤーを使い分けたりすることで、編集効率もUPします。
JWCAD(JWW)で「ブロック化」されている図形のブロック解除を行う方法
「ブロック化」のコマンドを行う上では、「ブロック解除」の方法も抑えておく必要があります。
両コマンドの方法を使いこなすことで、ブロックコマンドの良さが分かります。
方法としては、「ブロック化」の時と同様に「ブロック解除」したい図形を選び、「BL解」のコマンドを押します。
解除の方法はこれだけです。
「ブロック」関係のコマンドは、ツールバーの中でも集約されているので、覚えやすい作業になります。
JWCAD(JWW)でブロック図の作成・ブロック化を行う方法 まとめ
今回はJWCAD(JWW)でブロック図の作成・ブロック化を行う方法を簡単に紹介しました。
まずは、「ブロック化」と「ブロック解除」の方法を覚えるだけで、作図内容によっては作業効率は飛躍的にUPするかもしれません。
編集方法については随時更新していきます。