今回は、JWCAD(JWW)でレイヤーやレイヤーグループをロックする方法を紹介します。
JWCADは、その使いやすさと高機能で広く認知されているCADソフトウェアです。
しかし、大規模なプロジェクトでは、誤って重要なデータを変更してしまうリスクもあります。
JWCADの作図業務の中でも「0から作図する方法」と「完成済みの内容から編集する方法」に分類されるかと思います。
編集の場合、他の内容も誤って修正してしまう可能性があるため、確定の部分は固定したいものです。
- JWCAD(JWW)のレイヤーのロックする方法や、その解除方法とは?
- JWCAD(JWW)のレイヤーグループのロックする方法や、その解除方法とは?
この内容について紹介します。
JWCAD(JWW)でレイヤーやレイヤーグループをロックする方法
JWCAD(JWW)でレイヤーロックの基本
JWCAD(JWW)のレイヤーロックは、特定のレイヤーにあるデータを編集不可能にする機能です。
これにより、誤って重要な情報を変更または削除するリスクを軽減します。
JWCAD(JWW)でレイヤーをロックする方法
JWCAD(JWW)でレイヤーをロックする方法は簡単です。
「Ctrl」キーを押しながらレイヤーボタンをクリックすれば『/』の表示が表れます。
『/』のマークが表示された場合は、表示のON・OFFの切り替えができますが編集ができません。
もう一つの方法として、「Ctrl」キーと「Shift」キーを押しながらレイヤーボタンをクリックすれば『×』の表示が表れます。
『×』の表示が表れた場合は、表示のON・OFFの切り替えもできません。
表示はしたいけど編集NGの場合は、「Ctrl」キーを押しながらレイヤーボタンをクリックで『/』
普段は触れることのないデータでも消すことはできない場合は、「Ctrl」キーと「Shift」キーを押しながらレイヤーボタンをクリックで『×』
使い分けることで、誤って作図内容を消してしまう事も少なくできます。
JWCAD(JWW)でレイヤーロックのコツ
少しレイヤーロックを行う上でのコツを紹介します。
- 変更前のチェック:レイヤーをロックする前に、そのレイヤーが必要な情報をすべて含んでいるかを確認してください。また、ロックするレイヤーを間違えないように注意が必要です。
- チームメンバーとのコミュニケーション: 複数人でプロジェクトに集中している場合、どのレイヤーをロックしているかをチームメンバーと共有する
JWCAD(JWW)で「レイヤー」と「レイヤーグループ」をロックする方法 まとめ
JWCADのレイヤーロック機能は、あなたのデザインを保護し、不必要なエラーを防ぐための強力なツールです。
正しく使用することで、チームの効率が向上し、プロジェクトの品質が保たれます。
編集不可とブロック化なども組み合わせ、効率の良い作図スキルを身に着けていきましょう。