今回は、初心者の方には分かりづらいJWCAD(JWW)で縮尺変更や用紙サイズを設定する方法を紹介します。
JWCAD(JWW)は無料で使える分、機械設計や建築設計など、様々な作図に対応することができます。
その場合、作図のポイントとなるのが「縮尺」設定。
1/1のスケールから設定することができ、作図したい内容に沿って調整することもできます。
ほとんどの場合、紙で出力かPDF化されるので「用紙サイズ」との両設定も重要になってきます。
- JWCAD(JWW)の縮尺設定や変更方法
- JWCAD(JWW)の用紙サイズの設定
それぞれについて解説していきます。
JWCAD(JWW)で用紙サイズの設定
まずは、「用紙サイズ」の設定から行います。
画面右下の「A-0「A-1」などで表記されているタブをクリックします。
クリックをすれば、設定できる用紙サイズが表示され変更することができます。
一番多く使われる「A-3」や「A-4」で設定するのがオススメです。
JWCAD(JWW)で縮尺の設定
次に、「縮尺」の変更を行います。
用紙サイズを変更する時と同様に、右下の「S=1/000]の部分をクリックします。
「縮尺・読取 設定」タブが表れ、縮尺の変更ができるようになります。
左側にはレイヤーグループごとの縮尺設定が表示され、それぞれの縮尺が確認することができます。
外部からデータを受け取った時は、まず確認してみる方がいいでしょう。
真ん中の縮尺の数字の入力を変更し、「OK」ボタンをクリックすれば、現在選択しているレイヤーグループの縮尺が変更されます。
全てのレイヤーグループをまとめて変更したい場合は、上部の「全レイヤーグループの縮尺変更」にチェックを入れ「OK]ボタンを押します。
これらの作業で縮尺は変更されますが、「文字」などはそのままになってしまいます。
「文字」も合わせて縮尺比率に合わせたい時は、「文字サイズ変更」の項目にもチェックを入れ「OK]ボタンを押しましょう。
【初心者向け】JWCAD(JWW)で縮尺の設定する方法 まとめ
今回は、JWCAD(JWW)で縮尺や用紙サイズを変更する方法を紹介しました。
縮尺があっていないまま作図を初めてしまうと、後の作業に影響を与えてしまうので、初めに確認しておく方がいいでしょう。
「縮尺」設定を理解し、レイヤーグループをうまく使えば、一つの用紙に様々な縮尺の図形を表示することができるようになります。
また随時更新していきます。