今回は、JWCAD(JWW)の「カラー印刷」の方法を解説します。
通常の印刷時では「白黒」の表現でも、「カラー印刷」機能を使用すれば9色の色を用いて印刷することができ、上手く使いこなせば、図面の表現のバリエーションも増えます。
出力の線の太さなども組合せば、図面に強弱をつけることが容易になるのでオススメです。
JWCAD(JWW)で「カラー印刷」をする方法
JWCAD(JWW)でカラー印刷を行う方法は、設定画面を変更するだけで可能になります。
上記の画面のように、「印刷」メニューに現れるツールーバーに「カラー印刷」の項目があるのでチェックを入れるだけ。
「白黒」と「カラー」印刷の切り替えは、この項目で切り替えます。
JWCAD(JWW)ので「カラー印刷」をする方法 その2
「カラー印刷」に切り替えた後は、プリンタ出力要素での調整になります。
設定画面右側の「線色1」~「線色9」の「赤」「緑」「青」の数値を変更すれば、プリンタ出力時の線色を設定するこができます。
線色と同様に「プリンタ出力時の線の幅」も合わせて変更することで、図面の表現の強弱も細かく表現することができますね。
設定画面左側の「画面要素」の「線色」の色と同じにする方が、混乱することなくカラー印刷ができると思います。
通常の印刷や、PDF化させる内容もこちらで解説しています⇓
縮尺変更や用紙サイズの設定方法についてはこちらの記事で解説しています⇓
JWCAD(JWW)で「カラー印刷」の方法 まとめ
JWCADを使用した印刷は、プロジェクトの視覚的な伝達において重要な役割を果たします。
色は、情報を国際的に見るための強力なツールです。
エンジニア、建築家、デザイナーなどのプロフェッショナルは、図面の各要素を明確に示すために色を使用することで、プレゼンテーションやレビューの際の魅力を減らし、コミュニケーションをスムーズにすることができます。
さらに、カラー印刷は特にクライアントへの提案時に価値があります。
クライアントは専門家ではないため、「色」が埋め込まれた図面を見ることで、プロジェクトの様々な側面をより簡単に理解できます。
図面の着色作業は、クライアントが提案された計画やプロジェクトの全体像を把握するのに役立ち、必要な承認やフィードバックを得ることができます。
正しい知識と準備を持っておいても、JWCADのカラー印刷機能を最大限に活用し、あなたのプロジェクトを次のレベルに整えましょう。