今回は、AutoCAD,AutoCAD LTのおすすめショートカットキーを紹介します。
AutoCADの基本的な操作は、コマンドを使っての作図や編集作業ですが、その各コマンドを切り替えるにはカーソルを移動してクリックする必要があります。
作図量と比例してコマンドの切り替えの回数が増えていくので、その分、労力と時間が費やされてしまいます。
ショートカットキーを覚えることによって、キーボード入力のみでコマンドの切り替えができるようになるので、マウスでのカーソル作業が軽減できます。
設定方法で、ショートカットキーの割り当ての変更などもできるので、まずは基本的な部分から見ていきましょう。
AutoCAD,AutoCAD LTの作図画面でのショートカットキー(抜粋)
AutoCAD(LT)の作図画面でのショートカットキーを紹介します。
よく使うコマンドから覚えてけばいいでしょう。
ショートカット(キーボード) | 英語表記 | コマンド機能 |
L | LINE | 線分コマンド |
E | ERASE | 削除コマンド |
CO | COPY | 複写コマンド |
M | MOVE | 移動コマンド |
C | CIRCLE | 円コマンド |
O | OFFSET | オフセットコマンド |
AR | ARRAY | 配列複写コマンド |
LA | LAYER | レイヤー |
MI | MIRROR | 鏡像コマンド |
S | STRETCH | ストレッチ(伸縮) |
MO | PROPERTIES | プロパティ管理 |
TR | TRIM | トリム |
H | HATCH | ハッチングコマンド |
ST | STYLE | 文字スタイルの作成や編集 |
D | DIMSTYLE | 寸法スタイルを作成や編集 |
私がよく使うショートカットキーを抜粋しました。
英語表記の頭文字を取っているので、英語表記を覚えるのが早いかもしれません。
AutoCAD,AutoCAD LTの操作コマンドのショートカットキー(抜粋)
次にAutoCAD(LT)とWindowsOSとの共通のショートカットキーの抜粋です。
一つ覚えると、AutoCAD(LT)だけでなく、WindowsやWord(ワード)、Excel(エクセル)にも使えるので一石二鳥です。
[Ctrl]+[C] | オブジェクトのコピー |
[Ctrl]+[X] | オブジェクトの切り取り |
[Ctrl]+[V] | オブジェクトの貼り付け |
[Ctrl]+[Z] | 一つ前の操作を元に戻す |
[Ctrl]+[Y] | 一つ前の操作をやり直す |
[Esc] | 現在のコマンドをキャンセル |
[Ctrl]キーを中心とした組み合わせ内容です。
左手のみで操作できるので是非覚えたいですね。
AutoCAD,AutoCAD LTのおすすめショートカットキーの種類 まとめ
AutoCAD(LT)のショートカットキーの抜粋を紹介しました。
今回紹介した以外にも、AutoCAD(LT)にはショートカットキーの種類はまだまだあります。
コマンドの中には、使わないのも多々あるので、よく使うコマンドから覚えていくのが負担の少ない進め方です。
私の場合は、今回紹介したコマンドをテンキーの番号に割り振ってあるので、更に効率が上がりますよ。
例えば、「1」を移動、「2」を複写など。
左手と右手の移動範囲が少なくなるのでオススメです。
ショートカットのコマンドの割り当てはまた次回に紹介します。