カナダ出身の建築家フランク・オーウェン・ゲーリー氏
グッゲンハイム美術館や、ウォルト・ディズニー・コンサートホールなどの設計で有名ですが、その作品が日本にあります。
その名も「フィッシュダンス」
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神戸市のメリケンパークにある巨大で独特の存在感を漂わせる鯉のオブジェ
フランク・ゲーリーが手掛けた日本で唯一の作品。
1987年にフランク・ゲーリーが設計を行い、日本を代表する世界的建築家安藤忠雄氏が監修した芸術作品です。
脱構築主義の先駆者 フランク・ゲーリー
カナダ出身の建築家、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に世界中で活躍しています。
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幼少の頃から、絵を描いたり音楽を好んだり、あまり裕福でない家庭で育ったといわれています。トロントの高校を卒業してからは、トラックの運転手の仕事をしながら、ロサンゼルスの学校の夜間クラスに通い、美術と建築を学んだりと異色な経歴も持っています。
建築だけでなく、家具のデザインを手掛けていたり、投資家と揉めたりと、成功を掴むにも時間がかかったと言われています。
世間から注目を浴びるようになったきっかけが、意外とアメリカ・カリフォルニア州のサンタモニカにある、自宅のリノベーションの作品と言われ、波板鉄板やチェーンリンクフェンスなどの工業系材料を使い、「脱構築主義(デコンストラクション)」建築の先駆者とも言われています。
フランク・ゲーリー 代表作品
ビルバオ・グッゲンハイム美術館
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1997年に開館した、スペインのビルバオ市アバンド地区にあるグッゲンハイム美術館
今までにも多くの人を魅了し訪れています。
建築の影響によって、村に多大なる影響を与えたので、後に街の名前にならって「ビルバオ効果」とも言われています。
フランク・ゲーリーがコンペに優勝したのですが、グッゲンハイム美術館が初めての美術館設計とも言われています。
ウォルト・ディズニー・コンサートホール
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戦艦や巨大なオブジェを彷彿とさせる、無機質なステンレスの曲線で表現されたウォルト・ディズニー・コンサートホール。
リリアン・ディズニー(ウォルト・ディズニーの妻)が指揮をとり建設されたフランク・ゲーリー作品の一つです。
コンサートホールなので、音の反響や空間に独特のアイデアが取り込まれており、眺めるだけでも人を楽しませます。
エクスペリエンス・ミュージック・プロジェクト
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フランク・ゲーリーが設計を担当。アメリカ西側のシアトルで建設された音楽の博物館。
独特のファザードで存在感を表し、ステンレスに表情を持たせるのはフランク・ゲーリーの真骨頂。
アメリカのポップスやロックミュージックの歴史が飾られており、建築ファンだけでなく、音楽ファンも楽しめる博物館です。
ダンシングハウス
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正式な名前は「ナショナーレ・ネーデルランデン・ビル」
チェコのプラハに在り、ヴラド・ミルニッチとフランク・ゲーリーが設計したビル。名前が表す通り、建物全体が揺れて踊っているようなファザード
一度見たら忘れられない建築の一つです。
ゲーリー自宅
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1978年にアメリカのサンタモニカに建築された、フランクゲーリーの自宅
煉瓦とペディメントを施す形が主流のダッチコロニアル様式の2階建て
写真の自宅は増築後の形です。
外部のファザードや開口部分には統一感が無く、波型の鉄板などの安価な材料を使って完成させ、ディコンストラクション風建築の初期の作品とも言われています。