建築 資格試験

二級施工管理技士の資格について

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前回は「一級建築施工管理技士」について紹介しました。

建築施工の上位資格であり、大規模な現場などの専任の技術者並びに工事現場ごとに置かなければならない主任技術者又は監理技術者になりことが出来ます。

その下位資格として「二級建築施工管理技士」があり、一級と同様に、学科試験・実施試験の合格を経て取得することができます。

今回は、その「二級建築施工管理技士」について紹介します。

二級建築施工管理技術検定はどんな試験なのか?

二級建築施工管理技術検定についての参考画像

二級建築施工管理技術検定について

二級建築施工管理技士は一級建築施工管理技士と同じく一般財団法人建設業振興基金が実施しています。
一級との違いは受験資格や資格取得後の一般建設業の営業所の専任技術者になれる範囲が限られます。
下記が二級建築施工管理技士を取得後の専任技術者の区分になります。

  • 建築一式工事(建築)
  • 大工工事(躯体・仕上げ)
  • 左官工事(仕上げ)
  • とび・土工・コンクリート工事(躯体)
  • 石工事(仕上げ)屋根工事(仕上げ)
  • タイル・れんが・ブロック工事(躯体・仕上げ)
  • 鋼構造物工事(躯体)
  • 鉄筋工事(躯体)
  • 板金工事(仕上げ)
  • ガラス工事(仕上げ)
  • 塗装工事(仕上げ)
  • 防水工事(仕上げ)
  • 内装仕上工事(仕上げ )
  • 熱絶縁工事(仕上げ)
  • 建具工事(仕上げ)

一級と同じく試験の方は「学科試験」と「実地試験」に分かれています。

特に、二級の場合は区分で分かれており、実地試験の項目も「建築(施工管理法)」「躯体(躯体施工管理法)」「仕上げ(仕上施工管理法)」に分かれてます。
学科は全問マークシートになっています。

二級建築施工管理技術検定の受験資格

二級建築施工管理技術検定の受験資格とはの参考画像

二級建築施工管理技術検定の受験資格とは?

受験に関しては大きく2パターンあります。

  1. 前期学科試験のみ(6月頃)
  2. 後期学科+実地試験(10月頃)

学科については年2回受験が可能ですが、後期に受験する場合は実施試験と同日試験のため負担が大きくなります。

それぞれ対策を行い、合格を目指すには1年での試験対策を進めた方がいいでしょう

また①から⑤に該当する人が実地試験や学科・実地試験を受けることができます。

①学歴が大学 専門学校の「高度専門士」の場合指定学科卒業後、1年以上の実務経験。指定学科以外は1年6ヶ月以上の実務経験

②学歴が短期大学 5年制高等専門学校専門学校の「専門士」の場合指定学科卒業後、2年以上の実務経験指定学科以外は3年以上の実務経験

③学歴が高等学校、専門学校の専門課程の場合指定学科卒業後、3年以上の実務経験指定学科以外は4年6ヶ月以上の実務経験

④学歴関係なく8年以上の実務経験

⑤技能士(職業能力開発促進法による技能検定合格者)で「躯体」「仕上げ」の区分に該当する

一級よりは比較的に実務経験年数が少ないですね。

 

建築士と同じように二級を取得してから一級への受験も試験攻略の一つです。

二級建築施工管理技術検定の試験日程

二級建築施工管理技術検定の申込み

前期の申込は毎年 2月 初旬〜2月中旬頃

後期の申込は毎年 7月 初旬〜7月中旬頃

インターネットと書面との両方の申込み方法がありますが、初受験や実施試験との併用なども含め方法が変わります。

詳しくは「社団法人 建設業振興基金 施工管理技術検定」のHPで公開されます。

二級建築施工管理技術検定の試験日

前期の日程 学科のみ  6月第2日曜

後期の日程 学科+実施 11月第2日曜

後期にまとめて、学科と実施を受ける方が単日で済みますが、勉強時間の平準化などを考えると、年間を通して受験する方が負担を軽減できるかもしれません。

二級建築施工管理技術検定の試験内容

二級建築施工管理技術検定の学科試験

二級建築施工管理技術検定の学科試験は「建築学」「施工管理法」「法規」の科目に分かれ、建築一式工事の施工に必要な建築学、土木工学、電気工学、電気通信工学及び機械工学や、工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する問題が出題されます。

解答は択一式のマークシートになっており、建築・躯体・仕上げに関する共通問題が35問、受検種別を問わず必要となる施工法に関する共通問題が15 問出題されます。

二級建築施工管理技術検定の実施試験

二級建築施工管理技術検定の実地試験は、施工管理法の内容について記述式による筆記試験になります。

建築・躯体・仕上げに関する共通問題と受検種別ごとの専門知識に関する問題形式になります。

・受験種別「建築」・・・施工管理法について

・受験種別「躯体」・・・躯体施工管理法について

・受験種別「仕上げ」・・・仕上施工管理法について

平成30年度から試験方式が一部変更になっており、問題数も変更されています。

過去問だけでない対策もそれなりに必要になってきますね。

二級建築施工管理技術検定 まとめ

一級ほど範囲は広くないですが、二級建築施工管理技士においても、専任の技術者なることができます。

二級といえども、責任が伴う立ち位置なので、最低限の知識の習得は試験を通して身につけて置かなければいけません。

資格取得で終わりではなく、施工の技術を追及していければいいですね。

また改めて、別の資格も紹介します。

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archi

普段は設計メインの建築エンジニア(建築とテクノロジーの追求を目指す)。 休日は趣味(スポーツ・遊び)を堪能する1児の父。 ハウスメーカーやデベロッパー、設計事務所などを渡り歩き、住宅から大規模建築まで様々な分野を取り扱うストロングスタイル! 所有資格/建築士/宅建士/AFP/古民家鑑定士/福祉住環境コーディネーター/大型免許・大型二輪/一級小型船舶免許操縦士、他

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