古民家鑑定士試験 合格

「古民家鑑定士」は古民家の評価をすることを目的に創設された資格
古民家鑑定士の試験、無事に合格できました。
情報があまり無く不安な面がありましたが、12月の試験を受け、翌月に「一般財団法人 古民家鑑定士 試験情報」のホームページで合格の番号を確認しました。
合格発表の次の日に、合格通知や点数の内訳が記載された書類が手元に届きました。
晴れて「古民家鑑定士」と名乗ることができます。
やはり手元に届くと実感が湧きます。
古民家鑑定士試験 試験当日

古民家鑑定士の試験は木造の知識が広く問われる
古民家鑑定士の試験は50分の60問。
総論20問、伝統構法20問、在来工法20問の内、合格通知にはそれぞれの科目の最低合格点14点と記載されていました。
実際に試験を受けた感想は、「時間が少ない」の一言💧
時間が足りなくなる情報は聞いていたので、初めの一周はテキスト無しで進めてから、分からない問題をテキストで調べるという流れの作戦。
(初めからテキスト頼りでスタートすると、時間が足りず落ちていたと思います。)
テキスト無しでの一周目は20分ほどで完了。
6割ほど埋めれることができ、分からない問題の確認。
ここでのポイントも、科目が「総論」「伝統構法」「在来工法」の3つに別れており、「総論」が合格点に達していなければ、「伝統構法」「在来工法」の2科目が基準点に達していてもの不合格になります。
詳しくは前回の「古民家鑑定士を独学で攻略」ブログで↓
私の場合は、3科目とも平均して6割ほどの回答率だったので、まずは「総論」の科目から。
それぞれの科目の分からなかった問題を、10分ずつぐらいの配分でテキストを使いながら回答。
全て終わった段階で、制限時間ギリギリぐらいになるので、見直しの時間もあまりなく試験終了の合図。
あっという間の50分というのが、正直な感想です。
テキスト無しで回答できる問題が半分以下だと展開は変わっていたかもしれません。
何度かテキストに目を通しておいて良かったです。
古民家鑑定士 合格後
古民家鑑定士を合格すると、後日「古民家鑑定士 認定証」が送られ、さらに合格後は「古民家鑑定士 試験情報」のホームページから「古民家鑑定士 資格者専用ページ」へと進むことができます。
各ツールの注文や、古民家鑑定に必要な鑑定調査票など、業務に必要な資料が用意されています。
様々な古民家関係の業務をサポートできる体制になっていますね。
活用方法は多岐に渡ると思います。
私自身も試験に合格することが終わりではないので、少しでも多くの古民家を未来に残したり、「古民家の良さ」を伝えながら資格を生かしながら邁進していこうと思います。