アメリカの建築家、フランク・ロイド・ライト氏の8作品が世界遺産に登録されました。
近代建築の三大巨匠として有名で、プレーリースタイル(草原様式)や有機的建築として独自のスタイルを構築し、後の建築業界に多くの影響わ与えています。
今回の建築分野での登録はアメリカでは初めてとなり、歴史的な一歩になるかもしれません。
世界遺産に登録された8作品
今回、ユネスコのの世界遺産委員会の審査によって世界遺産に登録されたライトの作品です。
どの作品も、教科書や資格試験の問題としても扱われており、建築好きなら一度は訪れてみたいですね。
- グッゲンハイム美術館ー(Guggenheim Museum)ニューヨーク州
- 「落水荘(Fallingwater)」ーペンシルベニア州ミルラン(Mill Run)
- ハーバート・キャサリン・ジェイコブス邸(Herbert and Katherine Jacobs House)ーウィスコンシン州マディソン(Madison)
- ユニティー・テンプル(Unity Temple)ーイリノイ州オークパーク(Oak Park)
- フレデリック・C・ロビー邸(Fredrick C. Robie House)ーイリノイ州シカゴ
- タリアセン(Taliesin)ーウィスコンシン州スプリンググリーン(Spring Green)
- タリアセン・ウエスト(Taliesin West)ーアリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)
- ホリーホック邸(Hollyhock House)ーカリフォルニア州ロサンゼルス
日本でのフランク・ロイド・ライト作品
フランク・ロイド・ライトは日本でも作品を残しています。
浮世絵などを好み、日本文化も感じながらデザインしていたかもしれません。
帝国ホテルなど現存しない作品がある中、関西には兵庫県芦屋市にライトが設計した「ヨドコウ迎賓館」があります。
そんな「ヨドコウ迎賓館」を訪れた時の記事はこちら↓
「ヨドコウ迎賓館」は今回の世界遺産に登録されませんでしたが、アメリカ政府の推薦書には、将来の追加登録候補として挙げられています。
これを機に、足を運んでみてはどうでしょうか。