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バウハウス 開校100周年イベントに行って来ましたin西宮市大谷美術館

バウハウス 開校100周年イベントに行って来ましたin西宮市大谷美術館の参考画像

バウハウス開校100周年記念「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」のイベントに行ってきました。

バウハウスはドイツの古都ヴァイマールに、建築家のヴァルター・グロピウスによって設立された造形学校になります。

工芸・写真・建築・デザイン・美術と、多岐に渡る教育が行われ、有名な芸術家たちも誕生しました。

そんなバウハウスの開校100周年のイベントが日本で行われており、今回は兵庫県の西宮市にある大谷美術館で開催されているので行ってきました。

「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」 巡回展の日程

「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」のイベントは、巡回展を行っており、約1年をかけて日本全国を巡回していきます。


巡回展「きたれ、バウハウス」開催館:新潟市美術館 新潟県新潟市中央区西大畑町 5191-9

2019年8月3日(土) ~ 9月23日(月)  


巡回展「きたれ、バウハウス」開催館:西宮市大谷記念美術館 兵庫県西宮市中浜町 4-38

2019年10月12日(土) ~ 12月1日(日) 



巡回展「きたれ、バウハウス」開催館:高松市美術館 香川県高松市紺屋町 10-4

2020年2月8日(土) ~ 3月22日(日)


巡回展「きたれ、バウハウス」開催館:東京ステーションギャラリー 東京都千代田区丸の内 1-9-1  

2020年7月17日(金) ~ 9月6日(日) 


東京のみなどのイベントが多い中、全国5都市で開催される予定なので、遠方の方にも助かるイベントになります。

「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」 西宮市大谷美術館

そんな中、今回は甲子園で有名な西宮市にある大谷美術館で行われている「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」のイベントに行ってきました。

「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」の招待状の参考画像

「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」の招待状

今回の大谷美術館の詳細です。

会期2019年10月12日(土)~12月1日(日)

休館日水曜日

開館時間午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

入館料一般1,000(800)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円
*( )内は前売・20名以上の団体料金(いずれも税込価格)
*前売券はローソンLoppi(Lコード57511)で取り扱い、または当館受付にて販売
*西宮市在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
*心身に障がいのある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
*割引付ちらしご持参の方は一般1,000円を900円に割引(複製不可)

出典:大谷美術館

水曜日が休館なので注意が必要です。

今回は祝日に行ってきたのでたくさんの人が来られていました。

受付で待ち構えるバルセロナチェアとワシリーチェア「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」 西宮市大谷美術館

館内は写真禁止の部分が多いので、撮影可能エリア部分の一部のみを紹介します。

まず入館者を迎えるのが、巨大なイベントポスターとミース・ファン・デル・ローエがデザインしたバルセロナチェアとマルセル・ブロイヤーがデザインしたワシリーチェア。

入口で出迎えるミース・ファンデル・ローエがデザインしたバルセロナチェアとマルセル・ブロイヤーがデザインしたワシリーチェアの参考画像

入口で出迎えるミース・ファンデル・ローエがデザインしたバルセロナチェアとマルセル・ブロイヤーがデザインしたワシリーチェア

展示状況(撮影NGなのでごく一部)「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」

展示会の中の方(撮影NG)は、バウハウスの歴史や各出身者の作品や授業内容などが紹介されています。

1Fのフロアでは「学校としてのバウハウス」「バウハウスの教育」、「総合の位相」「バウハウスの日本人学」をテーマに展示され、

2Fのフロアでは「工房教育と成果」について展示されています。

金属、陶器、織物、家具、印刷・広告、舞台などが紹介・展示され、個人的には建築コーナーやヴァルター・グロピウスの校長室の模型などが興味深かったです。

会場案内図の通りに巡回するのが一番いいと思います。

アルバースの授業 「組み合わせ文字」の参考画像

アルバースの授業 「組み合わせ文字」

撮影可能エリアではいくつか授業の紹介がされています。

アルバースの授業の「組み合わせ文字」では、3つの要素を使い広告の看板やポスターに使われる書体をデザインする内容です。

実際に組み合わせ文字をマグネットで貼ることができるので、色々なパターン並べることができます。

形の種類を限定することにより、デザインの統一性や色のバランスなども考えやすい内容になっていました。

モホイ=ナジの授業 「触覚版」の参考画像

モホイ=ナジの授業 「触覚版」

桑沢デザイン研究所の協力によりモホイ=ナジの授業 「触覚版」も再現されており、見た目と、実際の感覚との違いを体感できます。

ヨハネス・イッテンの授業「色のある影」の参考画像

ヨハネス・イッテンの授業「色のある影」

ヒルシュフェルト・マックの授業「回転混色」の参考画像

ヒルシュフェルト・マックの授業「回転混色」

体感できる内容が多く、現代の授業にも使えそうな内容のような気がします。

バウハウス 開校100周年イベント「来たれ、バウハウス 造形教育の基礎」に行って来ましたin西宮市大谷美術館 まとめ

今回は、西宮市の大谷美術館で開催されている「バウハウス 開校100周年イベント」に行ってきた内容を記事にしました。

撮影NGの部分があるので、一部のみしか紹介できませんが、個人的には見ごたえある内容になっています。

バウハウスの歴史や授業内容、各出身者の内容など、書籍や映像では伝わりにくい部分も体感できます。

1Fにはバウハウスグッズも販売されており、Tシャツや小物など、ファンには見逃せないイベントになっています。

12月1日まで開催されているので、関西圏でデザイン関係に携わっている方にはオススメです。

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archi

普段は設計メインの建築エンジニア。 休日は趣味(スポーツ・遊び)を堪能する2児の父。 ハウスメーカーやデベロッパー、設計事務所などを渡り歩き、住宅から大規模建築まで様々な分野を取り扱うストロングスタイル! 所有資格/建築士/宅建士/AFP/古民家鑑定士/福祉住環境コーディネーター/大型免許・大型二輪/一級小型船舶免許操縦士他

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