東京の浅草にある「浅草文化観光センター」
隈研吾建築都市設計事務所が設計を担当しており、独特の外観は、多くの観光客を振り向かせます。
今回は浅草文化観光センターに行って来た時の内容を記事にしました。

浅草の入口に建つ「浅草文化観光センター(隈研吾建築都市設計事務所)」
「浅草文化観光センター」の場所
「浅草文化観光センター」は東京の台東区に位置し、浅草の入口である「雷門」の向いに建設されています。
多くの観光客に浅草の文化を伝える施設として、たくさんの方に利用されています。
所在地: 東京都台東区雷門二丁目18番9号
- 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン):浅草駅から徒歩5分
- 東京メトロ銀座線:浅草駅(出口2)から徒歩1分
- 都営浅草線:浅草駅(A4出口)から徒歩2分
- つくばエクスプレス:浅草駅(A1出口)から徒歩10分
ウェブサイト:http://www.city.taito.lg.jp/index/bunka_kanko/oyakudachi/kankocenter/
営業時間:午前9時~午後10時
TEL:03-3842-5566(浅草文化観光センター1階代表)

角度によっては、スカイツリーと浅草文化観光センターによる共演が!?
屋上テラスはもちろんのこと、道路前からもスカイツリーを眺めることができ、東京の代表的な建築物を同時に眺めることもできます。
浅草文化観光センターの中の様子
江戸の伝統文化を伝えるべく、木造住宅を積み重ねたような外観が印象的で、「観光案内所」「会議室」「多目的ホール」「展示室」といった複合的な用途を兼ね揃えた内部構造となっています。
各層ごとに、木製のルーバーや傾斜のついて屋根によって切り分けられ、日射を防ぐなどの機能的な部分と、「木」の温かみに包まれるような安らぎの両面を併せ持ち、2012年にもグッドデザイン賞を受賞しています。
どのフロアにどの施設があるか、施設案内マップで立体的に確認することができます。
浅草文化観光センターの1Fの様子です。
内部からもガラスを通して木製の格子ルーバーが見えるので、中のルーバー天井と統一感が出ています。
浅草の全体を俯瞰したように作られている模型。
名所などの配置が視覚的に確認することができます。
各層ごとに、展示スペースや会議室などが設けられているので、様々な使い方ができます。
浅草文化観光センターの最上階テラスからの眺望です。
角地の立地条件ということもあり、パノラマビューでもみることができます。
元々は銀行の建物があり、台東区が買い取って建築された「浅草文化観光センター」
ガラスを全面Low-E複層ガラスとし、ルーバーによって日射も遮り、環境対策の方でも工夫されています。
伝統文化と調和された建築が今後も増えればいいですね。